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◆設立の経緯◆
 原子力発電は、現在日本の電力の約35%を生み出す基軸エネルギーにもかかわらず、いまだに原子爆弾との混同や、放射線に対する誤った情報などにより、一般 大衆における理解は十分とは言えません。特に、生命を生み育てる女性は、今後も原子力に対する理解を浸透させるための重要な対象層であるにもかかわらず、原子力や放射線への拒否反応が強く、こうした傾向は世界的に見られるものです。
 「女性には科学技術や巨大産業に対する特有の見方・感じ方があり、女性や若年層に対しては女性が対応する方が成果 が上がるのではないか」ということから、女性同士のネットワークをつくることによって一般 の人々への理解活動においてより成果 を上げられると考えられます。そうした考えに立って1993年2月、ヨーロッパを中心に「WIN(Women In Nuclear)」が設立されました。
現在、世界組織である「WIN-Global」の下で、60カ国・約2,000名の会員が活動をしています。正会員資格は、原子力や放射線の業務や研究に携わる女性です。
◆2000年4月25日 設立◆
 日本においても、原子力広報で活躍する女性が増えてきましたが、相互に情報交換する場がなかったり、せっかく培ったノウハウを効果 的に波及させることができないのが現状でした。そのため、相互支援を行なう場として、「WIN-Global」の日本国内組織、「WIN-Japan」を設立しました。この組織の活動は、国際的には「WIN-Global」の一員として海外の原子力業界の女性との交流、国際理解活動を行ない、国内においては広く一般 の方への原子力PA、特に女性や次世代層に向けての広報活動の情報交換を行なうとともに、原子力PAのノウハウやスキル・ツールの共有し、会員の資質を高めることを目的としています。

 
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