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私たちの活動

大阪における学生交流会

実施概要

WiN-Japanは近畿大学理工学部 理工会学生部会エネルギー研究会(以下NEDE)と共催で、昨年に引き続き2回目となる学生交流会を実施しました。
昨年度の活動結果を受け、未来を担う学生に対し、エネルギー源を正しく選択するための気づきを引出し、友人や家族、さらには将来の子供世代へ冷静な選択が引き継がれることを目的に、継続実施することとなりました。
今回は、WiN-JならびにNEDEより、東京電力福島第一原子力発電所事故を受けた福島の現状を伝えるとともに、風評被害などのもとになっている放射線・放射能に関する正しい知識を提供しました。そして、原子力発電の再稼働是非の判断や廃炉に向けて不可避である高レベル放射性廃棄物の処分地問題について解説をした後、学生同士で意見交換をしました。
NEDE顧問の近畿大学理工学部電気電子工学科 渥美寿雄教授より「今の若い人は無気力とか消極的と言われるが、今日の積極的な意見の発信を見て、驚いた。学生自身の研鑽成果を学生同士で議論することは、より理解を深めるために有効である。」との評価を頂きました。WiN-Jは、今後も時勢と学生の要望に沿ったテーマで、情報提供と支援を継続していきます。

内容

 実施日 : 2014年11月29日(土)
 場 所 : 近畿大学東大阪キャンパス 31号808教室
 参加者 : 36名(一般学生  10名、NEDE  16名、WiN-J  10名)、
 テーマ : 放射線・放射能
 方 法 : クリッカ(意識変化及び理解状況調査)、NEDE及びWiN-Jからの情報提供、
       グループワーク(意見交換)、事後アンケート

主な意見

【放射線・放射能について】

  • 数値の比較がわからないので、その「安全数値」が理解しにくい。
  • 毒にも薬にもなる。放射線利用がこれだけあるとは知らなかったので、この価値を広めたい。
  • マスコミが「危険」のイメージを作り出している。

【福島の復興問題について】

  • 国内でも自然災害が立て続けに起こり、福島のことが忘れられがちになってきている。
  • 補償金は被災地に戻る人にこそ出すなど、人が帰れる政策をするべき。
  • 補償がしっかり出て職場も確保されるなら、自分だったら福島に住むことも可能。
  • 風評被害は知識不足からくるもの。小学校から放射線教育をしっかりしていくべき。まずは、家族にしっかり理解してもらえるように伝え、福島の物産を買わない母親が福島の良い物産を選べるようにする。

【高レベル放射性廃棄物について】

  • すでに出ているものなので、処分場は必要。
  • 福島第一の事故から、高レベル放射性廃棄物処分における「安全性」が懐疑的になっている。
  • 高レベル放射性廃棄物が「どういう影響のあるものか」の情報が届いていない。だから処分地が未解決の問題であると知っていても、人々の議論に繋がらないのではないか。
  • 名前のイメージが悪い。「産業廃棄物(特殊)」とするなどはどうか。
  • 処分地を決めたいなら、しっかりした説明と補償(金)が必要。


交流会の模様

テーブルワークの共有 

放射線に関する意識調査

参加学生との全体写真