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私たちの活動

テクニカルツアー 東京電力株式会社 柏崎刈羽原子力発電所

実施概要

2008年1月18日(金)に、07年7月に中越沖地震に被災した東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所へのテクニカルツアーを実施し、32名の会員が参加しました。

見学の内容

  • 排気筒とダクトを繋ぐ部分は、蛇腹状になっており、大きく歪められていた。また、ダクト同士の接続箇所(図-2)はズレが生じている。もしこれらが強固に留めつけられていた場合には、振動を吸収することなく、排気筒かダクトのいずれかの破損が想像できる。
  • サービス建屋から4号機タービン建屋に向かう通路の天井は、地盤の陥没により、通路と建屋間に段差(図-3)ができていた。他にも、天井板が落ちてケーブルとダクトが丸見えの箇所(図-4)もあり、リアルに地震の大きさを目の当たりにし、当時、所内で作業中であった所員の方々がどれほどの恐怖を感じたか、垣間見ることができた。
  • 原子炉建屋では、非常用ディーゼル発電機、ほう酸水注入貯蔵タンク、ドライウェルでは、水圧制御ユニット、高圧炉心スプレイ系ポンプ、原子炉再循環系ポンプ、主蒸気隔離弁を見たが、ここでは地震の影響を見られなかった。

見学を終えて

  • 現在、テロ対策のため国内の原子力発電所は見学が制限されている中、今回、私たちは自らの目で地震の影響を確認することができました。
  • 今回私たちが得た知見を、それぞれの職場や地域にフィードバックし、国民の原子力発電に対する正しい理解につなげる活動に活かしていきたいと思います。

図-1:3号機主変圧器火災跡(煤)

図-2:排気筒へのダクトの歪みを吸収している
接合部分

図-3:通路側とサービス建屋側の段差

図-4:天井板が落ちた通路