
4月21日(火)、東京・大手町のサンケイプラザにて開催された原子力学会創立50周年記念式典において、WIN-Japanは、歴史構築賞を受賞しました。
この賞は、原子力の発展のなかで、歴史的に意義のある事績、資料、活動などに対して、原子力学会が表彰するもので、初回の受賞に輝いたのは、65件の歴史的施設、事績でした。日本発の発電用原子炉JPDRや、原子力船むつ、商業用原子炉第1号の東海発電所などが表彰される中、広報関係での活動の受賞はWIN-Japanのみでした。
1.女性の活力を発揮し育成する場として、国内における唯一の原子力女性専門家グループを設立したこと
2.自主的に活動を継続していること
3.現在では原子力業界でもその存在が認知されるに至っていること
4.原子力ルネッサンスの具現化に向けて、豊かな感性を以て原子力の新たな担い手を育てつつあること
WIN(Women In Nuclear)活動は、1993年ヨーロッパにおいて、チェルノブイリ事故後の反原子力運動に対する草の根理解活動のためのボランティア組織として創設されました。
会員は、原子力の仕事をする女性達で、設立の動機は以下のとおりです。
①女性に対する広報活動は女性が行った方が効果的であり、技術者や研究者であっても原子力について社会に伝える努力をすべきであるということ
②原子力分野は、男性が圧倒的に多数であり、国境や企業の枠を超えて連携し、原子力分野に女性のプレセンスを高めていく必要があったこと
③科学・技術の発展には、多様な価値観、意識、視点からの豊かな発想が必要で、そのために女性ももっと原子力業界で力を発揮するべく、実力をつけなければならないこと
WINが設立された当初は、国内組織がないため、日本からは個人会員として参加していましたが、2000年、WIN-Japanを結成し、国内で本格的な活動を始めました。
原子力分野の女性数は海外と比べても非常に少なく、各電力会社やメーカーの女性は、社内で仲間を見つけることすら困難でしたが、WIN-Japanの活動を通じ、企業の壁を越えた情報交換や情報収集、またWINを通じた国内外の人脈形成など、社員としての資質向上も図れることで、会員所属の機関、企業の広報活動に貢献しています。
今回、私たちの活動が原子力学会から表彰されたことは大変喜ばしいことで、これまで、WIN-Japanの活動を支援してくださった方々に深く感謝します。
なお、本件については、WIN-Globalの定期会報「WINFO」でも紹介されました。(9p目/10p)
スタイリッシュなトロフィーをいただきました