私たちの活動

開催概要
CEOパネル・経営者講演
- 日時 2003年6月17日 13:30 ~ 15:00
- 場所 ハイアットリージェンシーホテル レイクラスベガスリゾート カサブランカボールルーム
- Plenary Session:Industry Leaders Panel
パネリスト:Angelina Howard (Executive Vice President, NEI)進行役
Roy A. Anderson (President and chief Nuclear Officer, PSEG Nuclear LLC)
Dorothy M. Hawkins (Vice President, Exelon Nuclear)
David H. Oatley (Vice President, PGEC)
Stephen R. Tritch (President and chief Executive Officer, Westinghouse E.C.)
内容
Howardさん司会のもと、本年次大会をサポートしてくれている企業等の経営陣4名のパネリストより、経営者サイドからのアメリカにおける原子力業界の現状と将来展望及び雇用状況等についての発表があり、パネリストの発表後、会場のWiNメンバーとのディスカッションが行われた。以下にセッションのポイントをまとめる。
- Roy A. Anderson氏
世界は18世紀から20世紀においてすばらしい科学技術の発展があり、原子力業界においても手工業(シンプルファクト)からハイテクコンピューター時代へと変わってきた。ハイテク時代になり、私たちの生活も変化し、その状況が当たり前になり、創意を考えなくなっている。創意を受け入れることが自分にとって挑戦であり、政治的に協力が得られない中、原子力に対して無頓着になっている状況にどう対応していくか、また、今後継続的に安全に成功していくにはどうしたらよいのかが課題である。
- David H. Oatley氏
この5年間で、技術の進歩(ハイテク)によりプラントでの仕事量 、労力が10分の1で賄える現状になってきているため、新規雇用者の多くは結果 等を厳しく要求される状況である。現在進められているDiablo Canyon Plantsにおいては、今後、年間100人を雇用していく必要があり、雇用促進に挑戦していく。
- Dorothy M. Hawkins氏
会社の現状は、技術力や資質のある人が多く雇用されている。人的なことでは今後もよい状態が続いていくと考えられる。
- Stephen R. Tritch氏
グローバルビジネスに力を入れていて、現状もよく、高度な運営がなされている。50%は国内のプラントだが、あとの50%は国外向け、特にアジアの国々(中国)のプラントの建設を手がけている。原子力プロジェクトに対してホワイトハウスが力を入れ始め、前向きである。そのような状況下、過去4年の間の300人もの雇用が増え、いい傾向になっている。若い人が集まってきているが、次の世代のリーダーシップを育ててないので、現在の状況としてはギャップが大きい。今後、次の世代のリーダーシップを育てていくことが課題である。
- 会場からの質問及びコメントのまとめ
原子力業界の成功得るためには、雇用・育成・継承が大切な要素となる。
雇用については、技術や資質を持った人をどうやってリクルートしていくかが課題。まず、若い人に興味を持ってもらう必要がある。単にエンジニアを養成している大学へ行けばよいというわけではなく、いろいろな地域へ行き、少人数相手にじっくり話をして理解してもらうことが先決。高校やコミュニティカレッジなどでもリクルートしていく必要がある。また、雇用したあと、継続して業界にいてもらうためには、セミナー等を企画し、スキルアップしていくプログラムを作成する必要がある。
雇用した若い世代(次世代)に対し、リーダーシップを育成していくことは大きな課題である。知識を継承し、リーダーシップを育てるためのプログラムを作らなければならない。