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私たちの活動

WiN-Global年次大会 第10回WiN-Global大会(フランス)

BNFL BTC(BNFL New Technology Center)

報告者:森崎利恵子(関西電力株式会社)

内容

BTCとは、平たく言うとBNFLの研究施設である。ここは2000年5月に非管理区域部分が先に開所し、管理区域部分は2年後(2004年)に開所する予定とのこと。現在、BTCには350名の従業員が勤務していますが、30名が秘書・事務系の女性で、40名が女性技術者、のこり280名が男性技術者で、やはり男性の割合が多いです。共同研究に過去4名の男性が日本からも行っており、現在はJNC、JNFLからきています。(ちょうどお席にはいらっしゃったのですが、残念ながら顔をあげてはくれませんでした。)

事務所での机の形は全員同じで非常にオープンな配置となっていました。担当者も部長も同じ机なのですが、唯一部長席にはガラスのパーテンションがあるので、それで偉い方の席が分かるようです。膨大な情報はオンラインで共有し、情報検索がうまくいかないときは「検索係」が内外からの情報を検索するそうです。

実験室は非管理区域と管理区域に分けられていますが、管理区域部分はまだ建設中でした。ただし、管理区域の壁にはガラスが多く使用されており、中の様子が見えるようになっています。ですから着替えなくても見学できるんですね。(現に建設中の様子がよく見えました。)

非管理区域の化学実験室は柔軟な設計となっており、研究内容に応じて設備を入れ替えたり、配置換えができるようになっています。例えば、高レベル廃棄物のガラス固化のプロセスにおける製品テストを行うとすれば、それにあわせたレイアウトにし、完了すれば次の実験にあわせたレイアウトに変更できます。またこの研究所では、まず放射性物資が無い状態で試験を行い、安全であることが確認されれば、次は放射性物質の環境下で試験を行って安全性を検証していくというような一連の実験ができます。

まだ建設中の管理区域側の実験室は、研究テーマにあわせて毎回部屋ごと取り替えることができます。あるテーマの研究が終了すれば、その部屋をカプセルのような状態のまま取り出して除染・廃棄し、空いた部屋には次のテーマにあわせたカプセルをはめ込むということです。ここの設計責任者はなんと女性で、彼女が私たちのアテンドもしてくれました。
このような立派な施設で研究が進められていますが、必ずしも全ての成果 が実機に反映されるのはないと語られた時の表情には、どこか寂しいものが感じられました。

案内してくださった方:アマンダ ケンウェイージャクソン氏(女性 マネジャー)
シーラ M ハッチソン氏(女性 マネージャー代理)
男性責任者 1名